世間でもいろんな事件が起きていて、なにかと気になりますが、今回は大麦小麦での異変の話。
暖かくなってきた最近、ビールのお客さまが増えてきて、たいへん喜ばしい。ありがとうございます!
で、人気ビールランキングが変わってきてます。
「時代も季節も違うし、あたりまえじゃん」・・・なんですが。
1位 樽生ヒューガルテン ホワイト(ベルギー)
2位 ギネス(アイルランド)
3位 ベルビュー クリーク(ベルギー)
不動の1位、2位に迫る勢いなのが、なんとさくらんぼのビール。
赤くピンクの泡がカワイイ、甘酸っぱいカクテルのような味わい。
先日は、一晩のうちに3本売れたのですが(約40種あるので、これは多いです)、
すべて30歳台の男性のオーダーでした。

(写真いちばん左。右に向かって、カシスビール、ピーチビール、青りんごビール。すべてベルギー)
以前は、この手の「カワイイ」ビール、お酒が苦手な20歳台の女子のものでした。
苦いのがニガテでぇ、とか、普段カクテルが好きでぇ、なんてカンジで。
類似品に、甘ーい桃ビール、青りんごビールもありますが、最近このへんの売れ行きが上がっているのです。
しかも、半数は男性が呑むようになってきています。オイコラ、どういうワケでぇ?!
若い人のビール離れ、お酒離れが進んでいるらしい。
以前こむぎも書いてくれましたし、現に昨年度は、ビール会社の売上は軒並みダウン。
なんか、さみしいです。
わたしの場合、お酒事始めはライムサワー。
学生、社会人の飲み会では、一杯目はビールでカンパイ。
このわたしでさえ、「苦くてイヤだなぁ」と思ってましたよ。
で、カクテルを試したこともありましたが、これは食事に合わない。2次会のお酒なんですね。
舌もオナカも満たしたい食いしん坊のわたしは、ワイン、そしてこのマニアック・ビールにたどりついたワケです。
そうは言っても、これらの「カワイイ」ビールを否定しているワケではありませんよ。
わたしだったら、こういうのを呑むのは・・・
◎たまーに食前酒(ただし100ccくらい)
◎デザートと合わせて(ビールと同じような風味・香りのスウィーツをセレクト)
こんな場合でしょうか。
食事とは・・・うーん、合わない。
まぁ、究極のビール・飲み物なんて、ひとつじゃないんですよね。
食べもの、好み、そのときの気分、服装、いっしょに楽しむ面々・・・などなど。
すべてを引き立てて、ワクワクさせるものになればイイとは思うのです。
ゼイタクで偏屈ですかね?
長くなりそうなので、また別の機会に、気軽にビールセレクト談義など。
あ、コレを言わずには終われません。
宮川のKさんによると、御柱のラッパ隊の飲み会では、なんとカルアミルクを一気飲みするそうです!!
カルアミルクですよ!!ビール大ジョッキじゃないのか?!
「ぼくは若い子たちとは、どうも合わないんだ」そりゃそうですよ。
わたしだって、こんなラッパ隊には、入隊できません。

(気まぐれで仕込む、自家製サングリア。グラス500円です。
フルーツを赤ワインに漬け込んだ、甘く香りのよいワインカクテル。
暑い宵に美味ですよ。わたしも大好き。
このへんも「クリーク男子」にオススメ!
・・・しかし、「クリーク男子」は酒にヨワいので、2杯目にたどりつかない場合多し・・・ぬー。)
そしてランチのお知らせ。5月21日~25日まで。
◎魚介とたっぷり野菜の蒸しもの コクのあるパセリソース 1000円
(自家製パンor玄米入りごはん、副菜、デザート、コーヒーor紅茶つき)
◎スパイシー☆ドライカレー 950円
(副菜、デザート、コーヒーor紅茶つき)
ソースの美しい緑色に驚くはず。
しっとりソフトな蒸しスズキ、お野菜に、ほんのり苦くコクのあるソースが美味。
ヘルシー、なのに満足!
このお料理には・・・ヒューガルテン生、レフブロンド、ステラアルトアかな?
軽いベルギーを合わせたい感じ。
カレー、こちらにはバスペールエールを合わせたいなぁ。ギネスでもいいし、生でももちろんウマい!
イェーバーや、アルト、アンカースチームでも。
ひき肉のみっちり感とスパイス感にがっつり挑む、苦め・軽めのビールがお似合い。
偶然にも、こちらはドイツ・イギリス方面の味わいですなぁ。
(M)